ウクライナのアリョーナさん

昨年の夏8月お盆頃、電話がかかってきた。筑波大学大学院に在学しているウクライナ人のアリョーナさんからピアノを習いたいということだった。ああ、いいですよ~と返事したら電話が切れてしまった。かけては切れ。あちらから✆掛かってくるとまた切れ。何度も✆切れてまた✆  まあ、そのうち話できるのかな。そのあと図書館に用事があったので出かけると、出先でアリョーナさんから電話がかかってきた。図書館に来ているが今から会えないか?とのこと。私も図書館にいますけど、同じ図書館?? 見る限りでは、らしき人はいない。 また電話がかかってきて、彼女の言う図書館は筑波大学の図書館だという。でも、筑波大学の敷地は広大で、大学図書館は数か所にある。どの学群の図書館なのだろう? アリョーナさんの話で学内の一番南にある図書館ということがわかった。 車で今から行くから、10分位、そこで待ってて!!と伝えた。 アリョーナさん、片言の日本語で30秒おきに運転中にも電話をかけてくるのだから、焦った。 アリョーナさんは暑くて死にそう、もう待てないとか電話の向こうで言っている。10分後に着くと、一目でアリョーナさんとわかる方がおられました。わたしは涼しい国からきたので、こんなに暑いのは耐えられない、日本は暑くてたまらない。こんなに待たされるのなら帰るときた。本当に暑そうで、顔も腕も真っ赤っかなので、つめたい飲み物を買ってきて、それから1時間ばかり、はじめましての両者でしたが冷房の効いた涼しい待合室でお話をしたのでした。言語は互いに通じないのだけれど意思疎通はなんとかできた。アリョーナさんは、日本文学の研究のために来日2年目だという。修士課程の論文を書いてる最中とか。母国にこどもが居てと話し始めて、ウクライナでわが身に起こった理不尽な出来事で苦しんでるようだった。日本文学を語るときの彼女は夢見るような顔だった。筑波大学の敷地内の中だけで生活していて大学内だけが日本であると思って過ごしてるのがわかって。噛み合わないのは無理もないと思った。今のウクライナ問題とは全く関係ないけれども夏のある日に起こった奇妙な出来事でした。

ひまわり Photo by James Frid on Pexels.com

投稿者: riko_pf

ピアノを巡る日々の出来事を綴ります。

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