ショパンの新エチュード第1番ヘ短調を弾き始めた小学5年生の生徒ちゃん。この曲では、左手は4つの8分音符を弾き、右手は3つの4分音符を同時に弾く。4で3を割るのは数字的に不可能だが、3連符は左手の4拍と比べ、できるだけ均等に割る必要がある。
左手が6つの8分音符と同時に右手が8つの連符を弾いたり、2つの異なるリズムを同時に弾くのに非常に苦労する人もいるようだが、この生徒さんは大丈夫そうだ。
内向的でややシリアスなヘ短調のショパンの曲であるが、
メロディーを左手8分音符4つ、右手16分音符8つを3:3:2の割合で弾けば、ブラジルのサンバのような陽気な曲に大変身する。
陽気なラテンのノリでリズム練習、いい!かもしれない。
