音は横に並べると、メロディー(旋律)。積み重ねると、コード(和音)になる。
まだまだ続く、スケールの話です。
長音階メジャースケールを覚えたら、短音階マイナースケール和声短音階を覚えます。
長音階と和声短音階の違いは、3番目と6番目の音が半音下がる(左👈隣の鍵盤を弾く)という点。
長音階
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
が、
和声短音階
ド レ ♭ミ ファ ソ ♭ラ ♮シ ド
になる。隣りの音同士の距離は
全 半 全 全 半 全+半 半
となります。
もう1種類の短音階は上りは旋律短音階、下りは自然短音階というように、名前が違いますが、上り下りをまとめて旋律短音階と呼びます。和声短音階が一部分変化した形です。
旋律短音階上行形は、
ド レ ♭ミ ファ ソ ♮ラ シ ド
全 半 全 全 全 全 半
旋律短音階下行形は自然短音階とも呼ばれます。下行形だから、逆順に降りてきますね。
ド ♭シ ♭ラ ソ ファ ♭ミ レ ド
全 全 半 全 全 半 全
というように、
短音階は、和声短音階と旋律短音階(上りは旋律短音階、下りは自然短音階)があって、説明が少しややこしいんですよね。
行きと帰りは同じ道を通る😀短音階と、行きと帰りが少し違う道を通る😄短音階があるということです。
短音階も、隣同士の距離、離れ具合は、長音階と同様、どこから弾いても同じくになります。
