ピアノをはじめて2ヶ月の4歳の生徒さん。最近は、聴き覚えたメロディーを何度も何度も楽しそうに弾いています。ピアノに夢中になっている姿は、とても愛らしくて、かつて私自身も同じように味わった「幼児がなにかに夢中になる幸せな瞬間」を思い出して、ほのぼのとした気持ちになりました。
小さなお子さんが何かに夢中になるとき、そのエネルギーは不思議なくらい周りの人を幸せにしてくれますね。こうした瞬間は、ふと訪れる特別なもので、お父さんお母さんがその場にいられるのは、実はとても貴重なこと。そんな時間が、何十年後でも「幸せな思い出」として心に残るのだと思います。
小さな手で奏でるピアノの音と、楽しそうな笑顔。こんな素敵な時間に立ち会えるのは、ピアノの先生だからこその特権かもしれませんね。

