旧知のオーボエ奏者・岡本美喜子先生にお付き合いいただき、初心者向けアンサンブル楽譜や、オーボエとピアノのためのさまざまな作品を、片っ端から音出しして試してみました。楽器にはそれぞれ特性があり、音域や奏法によって得意なパッセージも違います。たとえば、フルートの譜面がそのままオーボエで演奏できることもあれば音域など合わないこともあります。やはり、作曲家や編曲家が最初から「デュオ」や「トリオ」などアンサンブルの形を想定して書いた作品は、よくできていて無理がなく、楽しいですね。そんなふうに、楽器同士が“会話”できる譜面との出会いは、まさに幸せの入り口。




音出ししてみて初めてわかることってありますね。