今年2月からピアノレッスンをはじめたエレクトーン少年○○○君をご紹介します。彼は音楽への感性が鋭く、驚くほどの集中力と吸収力を持っており、この5ヶ月間の努力は本当にすごかった。エレクトーンからピアノへの転向は、ピアノを弾くための姿勢、手や指の使い方、音をコントロールするためのタッチを身につけ、表現力につなげていくために、1から作り直していく必要がありました。
2月の1か月間で昨年度のコンペ課題曲を試してみようと、8曲選んで楽譜を渡したところ、なんと1週間後には4曲弾いてきました。3月初旬、課題曲公表後、コンペティションの譜面を渡すと、1週間後には4曲のコンペ曲をおおまかながらも弾いてきました。その後は課題曲だけではなく、ブルグミュラーや練習曲、ショパンの小品レパートリー、ハノンやコルトーなどのエクササイズも取り組みました。
コンペティション初出場だった彼は、結果としては少し残念な結果に終わりました――通過ラインにわずかに届かず、予選を通過できなかったのです――しかし、後でお母さまが送ってくださった演奏の動画を拝見しますと、その出来はとても立派なものでした。
ピアノでの練習期間がたった5ヶ月とは、誰も気が付かなかったでしょう。
ご家庭でのサポートは、お子さんの生活リズムに合わせながら、ご自身に確かなピアノ経験があるお母さまが、練習計画を立てるのにご協力くださいました。ご家族の支えと、レパートリー作りに真剣に取り組んだ日々でした。
結果だけでは測れない大切なことがあるのだと気づかされました。私は彼のことを心から誇りに思っています。
