スケールの続きです。片手5本の指で７個または8個の音をどう弾くか?　

まずは指番号を覚えるところからはじめます。

両手の手のひらを合わせて、手前から、親指が1、人差し指が2、中指が3、薬指か4、小指か5になります。※左手の小指が1ではありません❢　papamamaさんが熱心のあまりに嘘の指番号を教えてしまうとお子様が後々大変困る😭ので、左右の指番号は正しく覚えましょう！

ドレミファソラシ（ド）を色んな鍵盤からどこからでも弾けるようになるためには、

3＋5＝◯

2＋1＋3＋1＋1 ＝◯

8個の飴🍬を◯人で分けました!

等々、

ジャンケン　ポン！　

ジャンケン　◯◯◯

いろんな指でジャンケン

簡単な足し算や割り算やジャンケンが出来ればスケール・カデンツはどなたでも弾けます🎵

前回、長音階／メジャー・スケールにおける隣り合う音の間隔について記しました。全音は長2度、半音は短2度であり、実際にはドレ、レミの音程よりもミファの音程の方が狭い。2つの音の関係は、全音（長2度）と半音（短2度）では緊張度がかなり違います。

ドレミファソラシドの音階は、階段やエスカレーターやエレベーターみたいに上がり降りしているのですが、感じ方は人それぞれかもしれません。

ピアノはあらかじめ調律されているから音程にまで気を使わなくても何となく弾けてしまうが、表現豊かに弾くためには、自分で音程を作らなければならない弦楽器やボーカリストと同じように、音程に気を配ることが大切だと思っています。

池袋🚃行。ピティナと日本ピアノ調律師協会関東支部のコラボ企画へ。
今日は、素晴らしいコンディションのベヒシュタインアップライトピアノが会場に置いてあり、平井千絵先生が、ＣＰＥバッハやシューベルト、セヴラック等、弾いてくださいました。
アップライトピアノの成り立ちと、ピアノの歴史の講義はとても勉強になりました。

私、1984年頃に、都内某スタジオで弾いたスタインウェイの最高機種のアップライトピアノの立ち昇る立体的な響きと音色のあまりの素晴らしさに驚き、
以来、アップライトピアノへの認識が変わりました。ヨーロッパピアノの個性的な響きは憧れです。

私のレッスン室には、一昨年新品購入したチェコのアップライトピアノ、ボヘミア（ベヒシュタイン製）があります。アップライトピアノが大好き!という生徒さんは、アップライトピアノレッスンしますよ。

　

Rare Piano Music Vol.30 – Shota Nakanoを視聴しました。

プログラムは、Vol. 30 –  March 31st, 2024 at 10 pm Shota Nakano “The Past and Present of Music as Seen by Japanese and American Composers” John Cage: One for piano Yuri Umemoto: Web Etude for piano John Cage: Dream  Hiroshi Hara: Sonata No.3 for piano Caroline Shaw: Gustave leゆ Gray 

ウメモト氏の楽曲、ジョン・ケージの楽曲の着眼点が面白く曲も演奏も♡キャロラインショウの丸ごと有名曲がコラージュされている大胆。今回は原博氏のピアノソナタ第3番がプログラムに入っていたので楽しみにしていました。作曲家原博氏は現代音楽作家ですが、古典にこだわって創作をされていた方のようで、十数年前に読んだご著書に共感するところがあり、3番ピアノソナタの楽譜も10数年前から持っているので楽譜を見ながら拝聴しました。滅多に聴くことができない曲を聴くことが出来て有難い、流石の演奏でした。

福間氏がされているレア・ミュージックは時々視聴させていただいていますが、これからも目が離せません。大変充実した時間を持てました。メールでコンサートのお知らせを送ってくださり、ありがとうございました。

ドレミファソラシド、音階＝スケールについてです。

音楽理論の本等ですと、隣同士の音の幅、距離、離れ具合について、漢字で全、とか、半とか、書いてあることがよくあります。全音とは半音２つ分のこと。

全や半は略語で、全音、半音、という言い方をします。音程に置き換えると、長2度＝全音、短2度＝半音、となります。

長調の音階の、隣同士の距離は、

　全　全 　半　全　全　全 半

ド　レ　ミ 　ファ ソ　ラ　シ　ド

ドレの間は全音、ミファの間は半音、、、、、、

鍵盤で説明すると、全音は鍵盤一つ挟んで１つ飛び、半音は隣の音。

ドレミファソラシドはハ長調で全て白鍵ですが、

音階＝スケールは、黒鍵から始まる調もあります。弾き始まる鍵盤の白黒は関係なく、長調はどの鍵盤から始めても、隣同士の音の距離は、全全半全全全半となる。長音階は、全てこの位置関係です。

ハノンのスケールカデンツは小さな手ではオクターブ指が届かない子たちも居たり、まずは8音＝1オクターブのスケールからやり始めます。教本は根津栄子先生のスケールアルペジオを使います。

メジャースケール12種類、耳がよくて和声感がある子なら一回~短期間で理解します。

スケール・カデンツはピアノ弾きには、絶対避けて通れない要所です。スケールを音楽的に弾けるかどうか、テクニックは調によってそれぞれに特徴があり、カデンツは和声進行の基本になりますから、いつでも全調弾けるように日頃から弾くのは、日課となります。小2~3の頃39番スケールカデンツ全調毎週宿題に出され理由もわからずがむしゃらに弾いていたのを覚えていますが、当時はまだオクターブ届かずで早く手が大きくなりますようにと子供心に願っていました。弾けるようになったらスピードもアップする練習も。当教室では、五度圏と一緒にスケール・カデンツを進めて行きます。

No.1 ドミファソラソファミの曲はお馴染みですね。当教室では、No.1からNo.20はきちんと弾けるようになったら、移調してトレーニング練習します。まずはスケールカデンツ全調とNo.1~No.20は通しで弾けるようになりましょう。

ハノンは、ピアノ弾きには必須、ママやパパのお古のハノンがお家にある方も多いかもしれません。

お子様がハノンやりはじめたら、親御さんのお古ではなく、是非新しく買ってあげてくださいね😊　内容は、昔と変わりませんけれども、まっさらな本ではじめると、お子様のモチベーションが上がること間違いなし!　ハノンは一生使う楽譜本なんですよ。