若手ピアニスト實川さんのピアノ

蘭の花

台風で交通機関が止まってしまっているところが多いようですが、みなさんのところは大丈夫でしたか?昨日は若手ピアニスト實川風さんのリサイタルを聴きに行ってきました。私の好きなフランクの前奏曲とアリア・終曲もプログラムに入っていて、魅力的なプログラムでした。弾き進むごとに演奏者らしさがでてよかったと思います。演奏が始まってしばらく気が付かなかったのですが、華道家の假屋崎省伍氏がコンサートに聴衆として来られているのに、途中で*が気が付き・・・    ロビーに飾られていた祝花は、大きな花瓶に隙間なく全部が蘭の花、生きのいいのばかりをどっさりと豪快に生けてありました。 写真に小さく写っていますが、一番奥がピアニスト實川氏と演奏者訪問の聴衆の列、お花、金髪の假屋崎氏。演奏会のあとなかなか人が帰らないどころか假屋崎氏を見ようと、戻ってくる人たちが多くて。珍しいもの見たさ。

帰りは目の前に来た電車に乗ってしまい東京駅に行ってしまったついでに、丸の内口に出てまだ見てなかった東京駅駅舎を見学。

「ワルキューレ」第1幕

ワルキューレ

 コンサート形式で上演された楽劇ニーベルングの指輪より「ワルキューレ」第1幕を新日本フィルの演奏で聴いてきました。第1幕は登場人物が3人、双子の兄妹役の二人の歌い手さんとフンディング役の歌い手さんの声質が対照的で聴きやすい。ハープ6台、舞台下手には8人のコントラバス奏者、8人のホルン奏者等等、舞台から落ちんばかりの大勢のオケ奏者たちが並ぶ。もう1曲のR・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」ではパイプオルガンも加わり、ステージの眺めも壮観なコンサートでした。

某コンクール聴きに

この夏の猛暑をなんとかやり過ごし、9月になれば少しは涼しくなるのかと期待したのですが、残暑厳しそうです。  公私共にピアノ関係で出かけることの多い夏でした。   先日はみなとみらいまで行きました。  聴きに行った理由は今後の自分の仕事のため。うちの娘、弦楽器部門を受けに来てた同級生男子がいたらしく、お互い 手を挙げてヨッ! なんて言っていました。秋の試験前や他のコンクール前に腕試しにきている弦やピアノの参加者もちらほら。中学生の演奏者の中に学生音コンの課題曲を飛びぬけて見事に弾いてらした方がいらして、I川さん? あれだけ弾けば、当たり前に通過だよね~と二人で話していたところへ、演奏した当人がわたしの隣にやってきてお母様とくつろいだ様子でおしゃべりしてる。プログラム見たらやっぱり学生音コン常連のIさんでした。

ロシアンPと

おととい朝、つくつくぼうしの声が聴こえ、すこしだけ秋めいた風が吹きはじめました。

連日ピアノ演奏聴きに外出(ロシアンP聴きに表参道カワイにいったら、私に手を振って笑っている人がいて、いっしょに仕事したYさん) 娘がstepや試演会で何度かご一緒した高3K原さん、特級ファイナルに進出、祝おめでとうございます。  ロシアンPに彼女は今年も参加していましたので、カワイ表参道まで聴講に通っていた間にスカルボ等のレッスンもしっかり聴きました。 このときK原さんの弾いたスカルボはロマン的な奏法で 重さのある実体が迫ってくるような迫力ある演奏だったため、レッスンされたネルセシアン先生は、そのときの彼女の演奏にはない要素 =実体や重さのない目に見えないものをいかに音として表現するか などをレッスンされていてそれはおもしろいものでした。 わずか2日後、今日も演奏していた彼女、タフな演奏に脱帽です。

7月下旬から聴いたコンサートはどれもハズレなし。中でも佐藤麻里さんのピアノでブラームス1番、指揮の秋山和慶氏と東京ニューシティフィルの交響曲2番のコンサートは印象深い演奏会でした。温かく静かな拍手が長く長く続きました。各種聴講やシャネルのコンサートもあるし。相変わらずの暑さです。

rosian

鍵盤押さえの棒がない?

鍵盤押さえ棒取り付け2013.7
なぜか、鍵盤押さえがついていなかったのです・・

先週、パサージュの親方尾崎さんがやってきました。ようやく日程が決まり、何度も何度も日時を調整し、当日になった、尾崎さんは予定より1時間早く到着したのに、「合うネジがないので、またの機会に」と言ったのですよ。は? またの機会ってどういうこと?と思った。ともあれ、昨年末に購入した私のピアノ、グロトリアンシュタインヴェヒに鍵盤押さえの棒の取り付け作業にこぎつけたのだから、今日やってもらわないとね。近くに材料がたくさんあるホームセンターがあったので、場所を教え車で往復してもらい→棒に穴を開け、鍵盤の間に立っているネジ棒にネジ止めして、数十分で作業終了。

ピアノの専門運送屋さんが鍵盤押さえの棒がないことに気づいていて、購入元にできるだけ早く伝えた方がいいと言ってくれたのですが、気になりつつもどう伝えるべきか、困っていたのです。店に連絡したのは、ここ数年、家に来てくれているコンサート調律師様から、これだけ高さのある棒が付属していないのはおかしい、1年も経っていない購入品についてであることから、無料で取り付けてもらうのは当然だ、とアドバイスされたからであった。 電話をしたところが、電話に出たピアノパッサージュの女性ピアノ技術者は、気のせいだろうとか、クランプ棒がついていないのを自分たちのせいとは認めず、驚いたことに客のせいにしてきたのである。私は楽器を一括購入したのだか、ローンなどではないのよ。随分な酷い対応だこと。あんまりではないか、ピアノ販売業者として有名なところではあるからもう少しまともかと思っていたが。尾崎親方さんに伝えますと、自分の監督不行き届きをあっさり認めた。しかしながら、尾崎さん自身は輸入ピアノに携わって30年、ヨーロッパのピアノについて見識豊かな方で、鍵盤押さえがないメーカーや、フェルトがなく木の棒が直接鍵盤に付いているメーカーなど、興味深い話を聞かせてくれました。他のヨーロッパのピアノの話も、なかなか興味深かったのですが、木の棒を取り付けた後の弾き心地については、尾崎親方さんはピアノの調律師であるというのに、全く興味がなかったようです。売ってしまった後はもうどうでもよかったのでしょう。懐が潤えばね。そう、弾いてみると、鍵盤押さえの棒は、あるとないとでは大違い!でした。

一角獣

久々の休日でした。新宿でK先生のソナタの講座のあと、新美術館へ貴婦人と一角獣展の連作の美しいタペストリーを見に行ってきました。画集で見て、幼心にいつか実物を見に行きたいと思った時から40数年経っていました。

一角獣

コンペ審査広島北地区へ

久しぶりの広島行き。PTNAピアノコンペティション広島北地区審査に行ってまいりました。前日夕方到着後は市内電車で5分ほどの八丁堀のうどんやさん武蔵へ夕食に行って、あとは部屋に戻って翌日の準備(勉強)。 PTNA広島北支部の方々、大先輩の先生方ありがとうございました。 翌日は学校の語学研修で成田→米に向かう娘を送り出すため4時半起き早朝の新幹線乗車で帰宅しました。駅直結のホテルで良かったー。→東京駅降りたら関東は梅雨明けしたとかで暑いこと・・・暑い事(-_-;)汗とまりません。

ご一緒させていただいた先生方と記念撮影
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