池辺晋一郎先生の講座聞きに。幼少の頃のお話からはじまり長い音楽人生を経てきての音楽観、これまでにかかわってきた映画や舞台大河ドラマや数々の作曲創作活動のこと、多忙な中、常時同時進行の仕事をどんなふうにこなしているかなど たのしく駄洒落を交えながらお話くださいました・・ 音には、意思があって、作曲は、犬の散歩に似ている なんておっしゃってました。 犬の散歩か・・・昔私の家にもワンちゃんがいて散歩に連れていくのが日課でした・・・ワンちゃんが行きたいところへ気の赴くままにどこまでも連れて行きたいけれど、でも急いでいるときは仕方ない嫌がる犬を引きずって無理やり帰ってきたり、犬の散歩・・・・・ 池辺先生のお話はお話自体が音楽みたい。
卒業式へ池袋にて
母校江古田校舎建て替え お別れの会
母校の江古田校舎が建て替えるとのことで、校舎のお別れ会がベートーヴェンホールにて行われ行ってきました。急に決まったそうで、おととい知って、夕方スケジュールが空いていたので行くことに。校舎が昔と全く変わっていなかったことに、みなさん、軽い驚きを覚えていた様子。武蔵野音大江古田校舎は古くても清掃が行き届いていて清潔感溢れてる、当時と変わらない。私、一瞬自分の年齢を忘れそうになりました。数十年ぶり・・卒業以来だったかしら?? 創立70周年を迎えるため、さすがに同窓生の年代の幅が広く。 母校大学で教えている同級生二人、作曲科のN崎先生とはすこし話が出来た。相変わらずの大らかなN崎氏。U村先生には記念に写真御一緒に写っていただくことができました。N崎先生が建て替えなくたってこのままでいいじゃないっておっしゃってたくらい、まだまだ現役可能な建物、昭和の香りが残る歴史的建造物として残すことはできないのかしら。親友の師だった渡邉K雄先生にもお声をかけ、すこしだけ話せました。Duoの相棒だった亡き友のこと、ふたりで夏返上で練習して、水曜コンサートでモーツァルトホールで弾いたショパンの協奏曲第1番の演奏をよくおぼえていらしてくださってお話できて良かった。
naxosの貢献度
naxosで何かしら聴いていますが、 naxosのCD初期の頃より、随分楽しませてもらいました。いろんなCDを買っては聴き、こういう演奏もあり?? 市内のI電機にナクソスのCDが500円くらいで最初期は買えて、他もお宝CDがいっぱいあって。日本国内の販売路線のクラシックの位置づけは、ものすごく偏りがありすぎていたと思うのですね。それを取り払ってくれたnaxosの貢献度は非常に大きいと思います。そして演奏会の生演奏は、なくてなならぬ大切なもので……今日は白井光子&ハルトムート・ヘル両氏のコンサート行きます。リートデュオが楽しみです。
課題曲~築地で御寿司
浜離宮朝日ホールに2日通いました。 コンペ課題楽譜を今年は5万円ほど購入。毎年思う。千円や2千円が高いからとピアノの先生に楽譜をコピーさせろとかもらって当たり前と思っているようじゃコンペ受ける資格はないのでは?。 遠方からの先生方などは自身の勉強のため宿泊費も交通費もかけて楽譜もどっさり買い込んで宅配便で自宅に送っているのです。 来場者多数大盛況、広いホールに場所を移して開催。初の試み?QRコード読み取り方式入場が思いのほか時間がかかり、開始時間が遅れ、時間が押していく。ペーパーレスを目指した?のでしょう。審査員連絡会と説明会の時間帯が完全に重なり連絡会はもう1回行われたため19時からのコンサートは30分も遅れて入場でした。 とにかく時間が流れない妙な1日でした。翌日は流れよく、帰りはK先生とご一緒して築地で御寿司食べてきました。

昭和40年代の楽譜
3月になってしまいました。レッスン室が楽譜の山です。せっせと自分用に製本中・・・ 昭和40年代自分が習った当時の楽譜やLPが40年数年経てまた役に立つとは。
宮島へ 弥山
先々週の広島音楽母校の集まりで数時間、赤坂で80代から20代までの皆様と御一緒しました。今度は親戚に会いに急な広島行き決定で慌しく出発帰って来ました。ピアノ関係の遠方出張などでは、観光する時間はほんとに全く無いのですが、仕事抜きの純粋旅行はなんてひさしぶり。今回20数年ぶりの厳島神社、そして弥山から瀬戸内の眺めを楽しんできました。空気が澄み静かな宮島は昔と変らぬ聖なる場所でした。《元祖もみじまんじゅう》の七浦堂で、もみじまんじゅうを買ってかえりました。


バッグに鈴
リフシッツ氏のバッハ3日シリーズ、赤坂のクラコン事務所に高校同窓会の集まりでお邪魔したり、あちこちいろいろよく出かけました。 今日のバッハの平均律2巻の演奏中に2階座席R席方向から鈴の音がチリチリ聞こえました。 無神経な人誰?・・・・御自分にとっての便利でバッグに鈴を付けているのかもしれませんがコンサートに来るなら事前にはずしてほしい。聴いているのは自分だけではないのです。 数年前サントリーホール、内田光子さんシューベルトのコンサートで、ピアニストが演奏中に2階客席からレコーダーかなにか?でうっかりなのか?故意なのか?なにかの曲を鳴らしたために、演奏者が一旦演奏を中断するというなんとも後味の悪い出来事がありました。
ご冥福を
アルド・チッコリーニが、おととい2月1日亡くなっていたのですね(享年89) 昨年は聴きに行けませんでした。わたしの大好きなピアニストでした。
