8/1, 2, 3日、ピティナ・ピアノコンペティション四国地区本選の審査に出かけてきました。香川支部の皆様には、3日間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。ご一緒させていただいた先生方にもお礼を申し上げます。
8月4日、帰宅前の早朝、S先生、M先生と栗林公園へ

茨城県つくば市ピアノ教室/音楽がある生活で人生心豊かに
ピティナコンペティション特級の難関セミファイナル予選が、2日間に渡ってライブ配信されている。朝一番の演奏からすべて生で聴いているのだが、彩子の在籍していた東京音楽大学ピアノ演奏家コースの学生や先輩たちが多数出演している。皆さんそれぞれ才能溢れた方々である。コリリアーノやオパールソナタなど、こういう機会でないと聴けない曲も聴けた。良い演奏を聴かせてくださった皆様に感謝です。私の母校の学生も出演していたのもちょっと嬉しかった。まだ高校生だが大学生の深津さんの「ラフマニノフ」の演奏は、師であるひろなおせんせいの演奏を忠実に再現し、決勝進出は間違いないと思わせるほどだった。娘の彩子がひろなお先生に師事したのは10年も12年も前のことだがよくわかる。

『楽劇トリスタンとイゾルデ』に関しては、ピアノ弾きはリストのピアノ編曲による『イゾルデの愛の死』を通してワーグナーに触れることが多いだろう。
7月26日、ヴェルヴエ音楽祭での『トリスタンとイゾルデ』全曲演奏をドイツ・グラモフォンのステージ・プラスでライブ演奏を視聴することができた。270分の演奏からは、インターネットを通じても聴衆の興奮、満足感、感動がありありと伝わってきた。本当に素晴らしい公演だった。
子供の頃、LPでビルギット・ニルソンのイゾルデの演奏を聴いていて、こんな世界があるなんてちょっとすごいと思っていた。昔、私の友人が二期会に所属していて、彼女の声楽の先生がワーグナーがとても上手だったのを覚えている。友人はワーグナー向きの声ではなかったから、当時、私は彼女のピアノ伴奏者としてはもっぱらイタリア・オペラやドイツ・リートの伴奏をしていました。

コンクールの本選が始まり、このところ数日間聴きに出かけている。あるコンクールでは、全国決勝に進出できる確率は予選参加者の3%。予選を通過する人は3人に一人で、本選は頑張って勝ち残った者だけが出場できるので、やはり聴きに行くといろんなことが勉強になる。子どもたちの秘めたる才能を伸ばすにはどうしたらいいのでしょうか?コンクール受験はそのためのひとつの手段になり得る。経済的、物理的に子どもの能力を伸ばす機会を経験させることができるのは親だけであることは言うまでもない。予選を突破できるのは13人や14人に1人という超難関コンクールもあるんですよ。
