楽譜の音を即座に指先から鍵盤に伝えて音楽として奏でられる=初見演奏力の開発は、ピアノ教室の目標のひとつです。2次元=紙から3次元=空間への置き換え作業を日々行っています。 初見力がある子、耳で聴きとる力がある生徒ちゃんたちは問題なく進めていますが、一方で、本当は読めてるのにカタカナで記入しないと曲が覚えられないと言ってる子がいて。これはわたしは全くお勧めしてない方法です。読んだという段階でstopしてしまい、弾くとか表現まで至らないわけですね。誰がそんな変なこと教えたの?でしょうかね。無駄な2度手間🙅間違ってカナ振ると3度手間🙅🙅やることいっぱいあるのに。
初見能力を伸ばすのには、半ページ1ページ程度の易しい短い曲でいいので沢山なんでも弾いてみること。短くて音符が少ないからといって曲に価値がないとは限りません。心を込めて歌いきちんと弾くのは結構むずかしいものです。ちょうちょうだって、バール形式といって短い短い長いの構造でできてる美しく整った立派な良い曲ですよ。
