遡って・・・・ヴァイオリンとピアノの公開レッスン、日本を代表するヴァイオリニスト漆原啓子先生のレッスンを聴いてきました。　バランスのよい響きとはどういう按配をさすのか、匙加減、耳と感覚の良さと感性と音楽性と、五感をフルに使って・・　　勉強になりました

暑さでとけそうですが、元気にやっております。

時間が過ぎてしまってますが、長崎にピティナコンペティションの審査のお仕事で出張でした。長崎支部の皆様にたいへんお世話になりました。また大先輩の先生方とご一緒できましてほんとうにありがとうございました。

長崎市内にはもちろん平和公園も、40年以上前に九州に転勤で住んでいたため、訪れていますが、おぼろげながら記憶に残っていて、記憶と言うものはどこまでが記憶でどこまでが？？？なのかな。　仕事でとんぼ返りで飛行機乗るまでの2時間どうしようかな、　駅からすぐの高台の26聖人の碑とすぐそばの教会で祈りを捧げてきました。

先週は大賀寛先生の日本歌曲公開レッスン聴きに。　５名の方々（歌姫Aちゃんと娘の伴奏含）歌とピアノが演奏。正しい日本語って？？私のもっとも知りたかったことをお話くださって嬉しい収穫でした。日本語の歌唱、日本歌曲においては日本語の正しい発音と喋り方がまず第一にあること、ピアノはただの伴奏でなくて、歌とピアノはそれぞれに確立した音楽世界をお互いに持っていてそれを融合していくこと、それがなくては演奏は成り立たない、歌とピアノは共演者、とおっしゃっておられました。　高校の副科声楽と音大受験前にソルフェレッスンでお世話になった先生がどちらもウィーン国立音大声楽卒だったのですが、日本歌曲を美しく歌うにはヨーロッパの言語と同じ発音と発声だけでは無理で、日本語の発音や発声に工夫が必要だよっておっしゃってたのが思い出されます。

昨日はサントリーーホールでの演奏会へ。ピアノの譜面がよく見える席でした。　チャイコフスキーの楽譜、ペータース版を使っていました。アルペショ風パッセージが続いていく楽章があるのですが、遠くから見るとひらがなのへの字が１段に２個ずつ、へへへへへへへへって書いてあるみたい。　室内楽大好き楽しい、なんか今日はオールスターって感じよねとおっしゃってる方々楽しそうな会話♪　ワディム・レーピン、諏訪内晶子、田中杏奈、アンドレイ・グリチュク、ミッシャ・マイスキー　ニコライ・ルガンスキー。アンコールはショーソンは全員で。

リュカ・ドゥバルグとギドン・クレーメルのリサイタル2日間聴きに行ってきました。ドゥバルグのアンサンブルピアニストとしての能力の高さと素晴らしさ。斜め上からよく見える席で聴きましたが、指が長い！ド→ファが上からバン！とつかめる手。

明日から6月ですね。　先週は表参道のカワイで毎年5月末に行われているショパンフェスティバルの演奏会聴きに行ってきました。三浦謙司さんのショパン、リスト、ラフマニノフの演奏に浜コンでファンになったらしい聴衆の方が熱のこもったぶらぼーを送っていました。行きたいなあと思っているところに丁度よくご招待いただきとても楽しませていただきました。ありがとうございました！

今年のらふぉるじゅるねは、１つだけチケットを取り、聴きに行きました。メシアンの鳥のカタログから、ピエール・ローラン・エマール氏の演奏。メシアンはけっして聴きやすい作曲家ではありませんし、難解な曲が多いのです　あれだけ多くの方々がエマール氏の演奏するメシアンを聴こうと集ったということと、会場の照明や演出、エマール氏のスピーチが音楽にとても自然につながっていてコンサートの運びもよく考えられてあり1時間が3時間に感じるくらい。時間の密度の濃さには驚かされました。

3月は室内楽練習に付き合ってたのしく過ごしていました。東京音大の室内楽オーディション合格むけて、娘、春休み中は課題曲の中からベートーヴェンのチェロソナタOp.69A-durを選び練習していました。ピアノの学生は年度初めにオーディションがあって、合格しないとピアノ室内楽の授業の単位がもらえないとか。娘、無事に25人の枠に合格。

luckyなことにソルフェージュも、クラス分けテストで一番TOPのクラス（通称、金ソル）に入れたそう。金曜ソルフェージュというんだそうで。

なにかが起こっている様相の昨今。熊本地震には驚きました。　東京出身ですが転勤のため九州で子供時代過ごしたのであの辺りの気候はよくわかります。九州で地震???????　　気になるのはきまった間隔の余震・・熊本城も天守閣に登ったことがありますが、石垣が崩れてしまったようですね。　5年前茨城も被災県でした。たいへんな思いをされてると思います。どうか人間と大地と地球に平安が訪れますように　瞑想））））